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テレビの音が聞こえにくいときはテレビ用スピーカーも選択肢
「親がテレビを見るときの音量が以前より大きくなった」
「家族に合わせて音量を下げると、テレビの会話が聞き取りにくい」
「手元スピーカーなどを検討しているものの、どのような違いがあるのかわからない」
このような場合に検討できる製品の一つが、テレビ用スピーカーです。
テレビ用スピーカーには、テレビの近くに設置して音声の聞き取りやすさに配慮した製品や、視聴者の手元までスピーカーを移動させてテレビの音声を届ける製品などがあります。
そのため、単純に価格だけを見るのではなく、「どこに置いて使うのか」「有線とワイヤレスのどちらが適しているか」「テレビのリモコン機能が必要か」なども確認して選ぶことが大切です。
この記事では、テレビの言葉の聞き取りやすさに配慮して開発された「ミライスピーカー・ミニ」を最初に紹介し、ソニー「SRS-LSR200」、オーディオテクニカ「AT-SP767XTV」と特徴を比較します。
いずれもテレビ視聴をサポートするスピーカーですが、音を届ける仕組みや設置方法、機能には違いがあります。
なお、聞こえ方には個人差があります。聞こえの変化が気になる場合や日常生活で不便を感じている場合は、スピーカーだけで対処しようとせず、必要に応じて耳鼻咽喉科などの専門機関への相談も検討してください。
1.ミライスピーカー・ミニ

商品概要
ミライスピーカー・ミニは、株式会社ミライスピーカーが販売するテレビ用スピーカーです。
2024年2月29日に発売され、同社独自の特許技術「曲面サウンド」を採用しています。
従来型のテレビ用手元スピーカーのように視聴者のすぐ近くへスピーカーを置いて音を届けることを主目的とするのではなく、テレビの近くに設置して使用する点が特徴です。
現在の公式販売価格は19,800円(税込)です。
ミライスピーカー・ミニの特徴
特許技術「曲面サウンド」を採用
ミライスピーカーの大きな特徴が「曲面サウンド」です。
一般的なスピーカーとは異なる湾曲した振動板を利用して音を発生させる技術で、テレビの言葉を聞き取りやすくすることを目的に開発されています。
公式サイトでは、ニュースやドラマなどの音声を聞き取りやすくするテレビ専用スピーカーとして案内されています。
単純に視聴者の近くで大きな音を出すという考え方ではなく、音の性質に着目している点がミライスピーカー・ミニの特徴です。
ただし、実際の聞こえ方には個人差があります。
テレビの横に設置して使用できる
ミライスピーカー・ミニは、基本的にテレビの横などへ設置して使用します。
手元スピーカーの場合は、視聴する場所の近くへ本体を移動させて使う製品が多くあります。
一方、ミライスピーカー・ミニはテレビ周辺に設置するため、使用するたびにスピーカーを手元へ持ってくる必要がありません。
家族で同じテレビを見ることが多く、特定の一人だけではなくリビング全体でテレビ音声を聞きやすくしたい場合に検討しやすい方式です。
操作がシンプル
テレビとスピーカーをケーブルで接続する方式で、複雑なワイヤレス設定を必要としない点も特徴です。
日常的に使用する機器は、機能の多さだけではなく「家族本人が無理なく操作できるか」も重要な比較ポイントになります。
特に離れて暮らす親へ贈る場合などは、設置後の操作方法まで確認して選ぶとよいでしょう。
ブラックとホワイトから選択できる
2026年6月にはホワイトが追加され、現在はブラックとホワイトから選択できます。
テレビ周辺の家具やインテリアとの組み合わせを考えてカラーを選べます。
料金
ミライスピーカー・ミニの公式販売価格は、
19,800円(税込)
です。
公式サイトでは送料無料と案内されています。
また、公式オンラインストアではクレジットカード、Amazon Pay、代金引換などの支払い方法が案内されています。
商品価格とは別に、「交換品お届けサービス」が2,970円(税込)で表示される場合があります。必要性を確認してから申し込むとよいでしょう。
価格やサービス内容は記事作成時点の情報であり、変更される場合があります。
おすすめポイント
ミライスピーカー・ミニを比較する際に注目したいのは、次のような点です。
・テレビの近くに据え置いて使用できる
・特許技術「曲面サウンド」を採用している
・テレビの言葉の聞き取りやすさを重視して設計されている
・ケーブル接続を中心としたシンプルな構成
・19,800円(税込)で販売されている
・ブラックとホワイトから選択できる
特に、「手元にスピーカーを置く方式より、テレビ周辺に設置したまま使いたい」という家庭では比較候補に入れやすい製品です。
キャンペーン・特典
2026年9月の記事作成時点で公式オンラインストアを確認すると、「2026敬老の日キャンペーン対象/2年保証」と記載されたミライスピーカー・ミニが19,800円(税込)で販売されています。
公式購入画面では2年保証の対象であることを確認できますが、確認できたページだけではキャンペーンの詳細な適用期間などを十分に確認できないため、申し込み前に公式サイト上の最新条件を確認してください。
過去に実施されていた2,000円キャッシュバックなどのキャンペーンは期間が終了しているため、現在の特典としては扱いません。
キャンペーンは変更・終了する場合があります。
利用シーン
ミライスピーカー・ミニは、例えば次のような場面で検討できます。
親がテレビを見るときの音量が大きくなり、家族との音量差が気になっている家庭。
ドラマやニュースなどで、BGMよりも会話やナレーションを聞き取りやすくしたい場合。
手元スピーカーを毎回移動させるより、テレビ周辺にスピーカーを設置したまま使いたい場合。
離れて暮らす親へのプレゼントとして、操作方法が比較的シンプルなテレビ用スピーカーを探している場合などです。
ただし、ミライスピーカーは医療機器ではありません。聞こえに関する状態を診断したり、治療したりする製品ではないため、その点は区別して検討する必要があります。
ミライスピーカー・ミニのまとめ
ミライスピーカー・ミニは、独自の「曲面サウンド」を利用してテレビの言葉の聞き取りやすさに配慮した製品です。
手元までスピーカーを持ってくる方式ではなく、テレビ周辺に設置して家族でテレビを見る環境を整えたい場合に検討しやすいでしょう。
一方、「自分のすぐ近くからテレビ音声を出したい」「キッチンなどへスピーカーを持ち運びたい」といった使い方では、後述するワイヤレス手元スピーカーも比較対象になります。
2.ソニー お手元テレビスピーカー SRS-LSR200

商品概要
SRS-LSR200は、ソニーのお手元テレビスピーカーです。
ミライスピーカー・ミニとの大きな違いは、テレビの近くに据え置いて部屋へ音を届けるというより、テレビの音声をワイヤレスで手元のスピーカーへ送り、視聴する人の近くで音を出すことを想定している点です。
テレビから離れたソファやダイニング、キッチンなどでも使いやすい構成となっています。
特徴
テレビ音声を手元へワイヤレス伝送
SRS-LSR200は送信機をテレビへ接続し、テレビ音声をスピーカー本体へワイヤレスで送信します。
テレビから距離がある場所でも、スピーカーを自分の近くへ置けることが特徴です。
例えばキッチンで料理をしながらテレビを見たい場合や、テレビから離れた席で音声を聞きたい場合などにも利用できます。
「声」用スピーカーを搭載
左右のステレオスピーカーに加え、中央に人の声を再生するための「声」用スピーカーを搭載しています。
さらに「はっきり声」機能が用意されており、
「はっきり声1」
「はっきり声2」
「オフ」
から選択できます。
ニュースやドラマなど、会話を中心に聞きたいときに使い分けられる機能です。
テレビリモコン一体型
スピーカー本体にテレビリモコン機能が組み込まれています。
手元にスピーカーを置いた状態でテレビのチャンネルなどを操作できるため、テレビのリモコンとスピーカーを別々に持つ手間を減らせます。
ただし、テレビのメーカーや機種によって一部機能が利用できない場合があるため、使用しているテレビとの対応状況を確認する必要があります。
バッテリーで最大約13時間使用可能
公式情報では、約3時間の充電で最大約13時間使用できます。
利用時間は使用条件によって変わりますが、テレビの前だけでなく、家の中でスピーカーを移動させながら使いたい場合に便利な仕様です。
防滴仕様
キッチンなどでの利用を想定した防滴機能も備えています。
水中で使用できる製品ではありませんが、家事をしながらテレビ音声を聞くといった利用方法も考えられます。
料金
ソニーストアで確認できる販売価格は、
25,300円(税込)
です。
ソニーストアではメーカー保証内容3年が付属しています。
また、保証を追加する場合には、記事作成時点で以下の料金も案内されています。
3年ワイド:1,100円(税込)
5年ベーシック:1,100円(税込)
5年ワイド:2,200円(税込)
保証内容によって対象範囲が異なるため、価格だけでなく保証条件も確認してください。
おすすめポイント
SRS-LSR200を比較する際のポイントは、
・テレビ音声をワイヤレスで手元へ届けられる
・「声」用スピーカーを搭載している
・「はっきり声」機能を選択できる
・テレビリモコン一体型
・最大約13時間使用できる
・防滴仕様でキッチンなどでも使いやすい
・ヘッドホン端子を搭載している
といった点です。
「テレビの近くではなく、自分の近くから音を出したい」という場合には、ミライスピーカー・ミニとは異なる方向から検討できます。
キャンペーン・特典
記事作成時点のソニーストアでは、25,300円(税込)で販売されており、メーカー保証内容3年が付属しています。
また、My Sony登録特典の優待クーポンや、対象となる提携カード決済で3%OFFといった案内も確認できます。
クーポンの利用可否やカード決済特典には条件があるため、購入時に適用条件を確認してください。
過去にSRS-LSR200を対象としたキャッシュバックキャンペーンも実施されていますが、終了したキャンペーンを現在の特典として扱わないよう注意が必要です。
利用シーン
SRS-LSR200は、テレビから離れた場所で視聴することが多い家庭に適した使い方ができます。
例えば、リビングのソファで自分の近くへスピーカーを置く場合や、キッチンで料理をしながらテレビ音声を聞きたい場合です。
また、スピーカーとリモコンをまとめたい場合にも候補になります。
一方、使用後には充電が必要になるため、「テレビ横へ置いたまま、できるだけ充電を意識せず使いたい」という場合は、有線方式の製品との違いを確認するとよいでしょう。
SRS-LSR200のまとめ
SRS-LSR200は、テレビ音声を視聴者の手元までワイヤレスで届けることを重視した製品です。
「はっきり声」機能、テレビリモコン、防滴、充電式バッテリーなど、手元で使うための機能が充実しています。
ミライスピーカー・ミニとは設置思想が異なるため、「部屋全体で聞きやすくしたいのか」「自分の近くで音を聞きたいのか」を基準に比較すると違いを整理しやすくなります。
3.オーディオテクニカ AT-SP767XTV

商品概要
AT-SP767XTVは、オーディオテクニカが販売するデジタルワイヤレススピーカーシステムです。
テレビの音声をワイヤレスで手元へ届けるタイプで、人の声を聞き取りやすくすることを意識した「はっきり音」機能を搭載しています。
ミライスピーカー・ミニがテレビ周辺への据え置きを基本とするのに対し、AT-SP767XTVは視聴する場所の近くへスピーカーを置くという使い方が中心です。
特徴
「はっきり音」機能を搭載
AT-SP767XTVは、人の声にあたる中高域を重視したチューニングが施されています。
また、SRS Dialog Clarity技術を採用した「はっきり音」機能を搭載し、効き具合を2段階から選択できます。
テレビ番組の内容や聞こえ方に合わせて調整できることが特徴です。
φ52mmステレオスピーカーを搭載
大口径φ52mmのステレオスピーカーを採用しています。
テレビのセリフやナレーションだけではなく、通常の番組音声を手元で楽しみたい場合にも利用できます。
ワイヤレスで利用できる
送信機をテレビへ接続し、スピーカーを手元へ移動させて使用できます。
テレビから離れた場所で視聴する場合や、家の中で視聴位置が変わる場合に便利な方式です。
光デジタル接続に対応
テレビと送信機を光デジタルケーブルで接続できる点も特徴です。
使用するテレビ側の出力端子については、購入前に確認しておくと安心です。
料金
AT-SP767XTVはメーカー公式情報上ではオープン価格の製品です。
記事作成時点で確認した公式製品ページでは、公式オンラインストア価格の具体的な金額表示を取得できなかったため、ここでは第三者サイトの販売価格を公式価格として記載しません。
購入する場合は、公式オンラインストアまたは正規販売店で現在の販売価格を確認してください。
なお、オーディオテクニカ公式オンラインストアでは、通常、製品購入代金の合計が8,000円(税込)以上の場合は送料無料と案内されています。購入条件は変更される場合があります。
おすすめポイント
AT-SP767XTVの比較ポイントとしては、
・ワイヤレスで手元へテレビ音声を届けられる
・「はっきり音」機能を搭載
・効き具合を2段階で選択できる
・φ52mmステレオスピーカーを搭載
・光デジタル接続に対応
・テレビから離れた場所でも利用しやすい
といった点があります。
「手元でテレビ音声を聞きたい」というニーズでは、ソニー SRS-LSR200とあわせて比較しやすい製品です。
一方、ミライスピーカー・ミニとは音を届ける考え方が異なるため、設置場所を含めて比較する必要があります。
キャンペーン・特典
記事作成時点で確認した公式製品ページでは、AT-SP767XTV固有の値引きやキャッシュバックなど、具体的な現行キャンペーン条件を確認できませんでした。
そのため、終了済みキャンペーンや第三者販売店のセールを現在の公式特典として記載することは避けます。
購入時には公式オンラインストアの商品ページで最新の販売条件を確認してください。
利用シーン
AT-SP767XTVは、ソファやテーブルなど自分の近くにスピーカーを置いてテレビを視聴したい場合に検討できます。
家族が同じテレビを見ていても、一人だけもう少し近くからテレビ音声を聞きたい場合にも手元スピーカーという方式が選択肢になります。
また、テレビから少し離れた場所で過ごすことが多い家庭でも検討しやすいでしょう。
AT-SP767XTVのまとめ
AT-SP767XTVは、人の声を意識した「はっきり音」機能とワイヤレス方式を組み合わせた手元テレビスピーカーです。
テレビ周辺へ固定するというより、視聴者の近くへスピーカーを移動して使いたい場合に検討しやすい製品です。
ミライスピーカー・ミニ、SRS-LSR200と比較する際には、価格だけではなく「据え置き型か手元型か」「充電や移動が必要か」「リモコン機能が必要か」などを確認すると選択しやすくなります。
※料金・キャンペーン・保証などは2026年9月24日の記事作成時点で公式サイトから確認した情報です。内容が変更・終了する場合があるため、購入時には各公式サイトで最新の価格と適用条件をご確認ください。
4.ミライスピーカー・ミニ、SRS-LSR200、AT-SP767XTVを比較
ここまで紹介した3製品は、いずれもテレビの音声を聞き取りやすくすることを意識したスピーカーですが、音を届ける方法には大きな違いがあります。
ミライスピーカー・ミニはテレビの近くに設置するタイプです。一方、SRS-LSR200とAT-SP767XTVは、テレビから送信された音声を視聴者の近くで再生する手元スピーカーです。
価格だけではなく、「どこから音を聞きたいのか」「スピーカーを移動させたいのか」まで考えて比較すると、自宅に合った製品を検討しやすくなります。
3製品の比較表
| 比較項目 | ミライスピーカー・ミニ | ソニー SRS-LSR200 | オーディオテクニカ AT-SP767XTV |
|---|---|---|---|
| 主なタイプ | テレビ横などに設置するテレビ用スピーカー | ワイヤレス手元テレビスピーカー | ワイヤレス手元テレビスピーカー |
| 公式価格 | 19,800円(税込) | 25,300円(税込・ソニーストア) | オープン価格 |
| 音声を聞き取りやすくする主な仕組み | 特許技術「曲面サウンド」 | 「声」用スピーカー+「はっきり声」機能 | 「はっきり音」機能 |
| スピーカーの主な設置場所 | テレビの横など | 視聴者の手元 | 視聴者の手元 |
| テレビからの音声伝送 | 有線 | 2.4GHz帯無線 | 2.4GHz帯無線 |
| 持ち運び | 据え置き利用が中心 | 可能 | 可能 |
| 連続使用時間 | 電源接続で使用 | 最大約13時間 | 最大約16時間 |
| 充電 | 不要 | 必要・約3時間 | 必要・約5時間 |
| 音声調整機能 | 曲面サウンドによる音声設計 | 「はっきり声」を切り替え可能 | 「はっきり音」を2段階で調整可能 |
| テレビリモコン機能 | なし | あり | なし |
| 特徴 | テレビの言葉の聞き取りやすさを重視し、テレビ周辺に設置して使う | 手元で音声を聞きながらテレビ操作もしやすい | 2段階の「はっきり音」と置くだけ充電に対応 |
| 記事作成時点の販売状況 | 公式販売あり | ソニーストア販売あり | メーカー公式サイトでは生産完了 |
| 主に検討しやすい使い方 | 家族が同じ空間でテレビを見る場合 | 自分の近くからテレビ音声を聞きたい場合 | 既に所有している場合や在庫品・中古品等を比較する場合 |
※価格・仕様・販売状況は2026年9月24日に各メーカー公式サイトで確認した情報です。ミライスピーカー・ミニは公式サイトで19,800円(税込)、SRS-LSR200はソニーストアで25,300円(税込)と案内されています。AT-SP767XTVはオープン価格で、現在メーカー公式サイトでは「生産完了」と表示されています。内容は変更される場合があります。
5.3製品の違いを詳しく比較
違い1.テレビの近くから音を出すか、手元から音を出すか
3製品を比較するうえで、最初に確認したいのがスピーカーの設置方法です。
ミライスピーカー・ミニは、テレビの横などに置いて使用します。
特許技術「曲面サウンド」を搭載し、公式サイトでは「音量を上げなくても、テレビの言葉がくっきり」と案内されています。
テレビ周辺に設置した状態で使用するため、視聴するたびにスピーカーを手元へ運ぶことを前提としていません。
そのため、
「親だけが使う専用スピーカーというより、家族でテレビを見る空間の音を整えたい」
という場合に比較しやすい方式です。
一方、ソニー SRS-LSR200とオーディオテクニカ AT-SP767XTVは手元スピーカーです。
テレビの音声をワイヤレスでスピーカーまで送り、視聴者の近くから再生します。
例えば、テレビとソファの距離が離れている家庭では、テレビ本体の音量を大きくする代わりにスピーカーを近くへ置くという使い方ができます。
どちらが適しているかは、「部屋に音を届けたいか」「視聴者の近くに音源を置きたいか」で考えると整理しやすいでしょう。
違い2.聞き取りやすさへのアプローチ
3製品ともテレビ音声の聞き取りやすさを意識していますが、その仕組みは同じではありません。
ミライスピーカー・ミニ
ミライスピーカー・ミニは、特許技術「曲面サウンド」を採用しています。
公式サイトでは、湾曲した振動板を利用した独自技術により、テレビの言葉の聞き取りやすさを追求した製品として紹介されています。
ニュースやドラマなど、言葉を中心に聞きたい場面を想定した製品です。
ただし、聞こえ方には個人差があります。
ソニー SRS-LSR200
SRS-LSR200は、左右のステレオスピーカーとは別に、人の声を再生する「声」用スピーカーを中央に搭載しています。
さらに「はっきり声」機能を利用できます。
番組や利用者の好みに合わせて音声を調整できる点が特徴です。
オーディオテクニカ AT-SP767XTV
AT-SP767XTVには「はっきり音」機能が搭載されています。
人の声にあたる中高域を重視したチューニングが施されており、「はっきり音」は2段階から選択できます。
ただし、現在はメーカー公式サイトで生産完了と案内されています。
このように、同じ「テレビの言葉を聞き取りやすくすることを意識したスピーカー」でも、その方法は異なります。
違い3.充電が必要かどうか
毎日の使いやすさを左右するポイントの一つが充電です。
ミライスピーカー・ミニは電源につないで使用するため、通常の据え置き利用では充電残量を確認する必要がありません。
テレビの横などに設置したまま使用したい家庭では、この方式がわかりやすいでしょう。
SRS-LSR200は充電式で、公式仕様では約3時間の充電で最大約13時間使用できます。
AT-SP767XTVも充電式で、公式情報では約5時間の充電で最大約16時間使用できます。
また、AT-SP767XTVは送信機の上へ置くことで充電できる仕様です。
手元スピーカーは移動できることが利点ですが、充電式製品の場合は使用後に充電する習慣も必要になります。
違い4.テレビを操作できるか
テレビを見るときには、音量だけでなくチャンネル変更や電源操作も行います。
SRS-LSR200はテレビリモコン機能を搭載しているため、スピーカーを手元へ置いたままテレビを操作できます。
公式仕様では、ソニーのほか、パナソニック、シャープ、東芝、日立、三菱、LG、FUNAI、Hisenseのテレビに対応しています。ただし、機器によって一部機能を利用できない場合があります。
ミライスピーカー・ミニとAT-SP767XTVには、SRS-LSR200のようなテレビリモコン一体型機能はありません。
「スピーカーとテレビリモコンを一つにまとめたい」という場合は、確認しておきたい違いです。
違い5.価格
記事作成時点の公式価格を比較すると、ミライスピーカー・ミニは19,800円(税込)です。
ソニーストアにおけるSRS-LSR200の価格は25,300円(税込)です。
差額は5,500円となります。
ただし、価格だけで単純に比較するのではなく、SRS-LSR200にはワイヤレス伝送、充電式バッテリー、テレビリモコン、防滴機能などが搭載されています。
一方、ミライスピーカー・ミニはテレビ横に設置するシンプルな構成で、独自の曲面サウンドによって言葉の聞き取りやすさを追求しています。
AT-SP767XTVはメーカー設定がオープン価格であり、さらに現在は生産完了品です。流通在庫や中古品などでは販売価格が異なる可能性があるため、現行2製品との単純な価格比較には注意が必要です。
6.テレビ用スピーカーの選び方
テレビ用スピーカーを選ぶ際は、価格やメーカーだけを見るのではなく、実際に使用する人と部屋の環境を考えることが重要です。
ここでは、特に確認しておきたいポイントを解説します。
家族で同じテレビを見るなら設置場所を確認する
親と家族が同じリビングでテレビを見る場合、「誰に音を届けたいのか」を考えてみましょう。
手元スピーカーは、特定の視聴者の近くに音源を置けることがメリットです。
一方、家族全員が同じテレビを見ていて、特定の一人だけにスピーカーを近づける使い方を避けたい場合は、テレビ周辺へ設置するミライスピーカー・ミニのような方式も比較候補になります。
使用する人だけでなく、一緒にテレビを見る家族のことも考えて選ぶことがポイントです。
「据え置き」と「持ち運び」のどちらが合うか考える
いつも同じ場所でテレビを見る場合は、据え置き型を検討しやすいでしょう。
ミライスピーカー・ミニはテレビ周辺に設置して使用するため、日常的に本体を移動する必要がありません。
一方、
「ソファで見ることもあればダイニングでも見る」
「キッチンからテレビ音声を聞きたい」
といった使い方では、SRS-LSR200のようなワイヤレス手元スピーカーが便利です。
生活動線をイメージすると選びやすくなります。
充電の手間も確認する
ワイヤレス手元スピーカーを選ぶ場合は、バッテリーの持続時間だけではなく充電方法も確認しましょう。
長時間利用できる製品でも、充電を忘れれば使用できないことがあります。
機器の充電を日常的に行うことが負担にならないかも検討ポイントです。
テレビ横に設置したまま使う製品であれば、持ち運びの自由度は低くなりますが、バッテリー残量を意識する必要はありません。
操作する本人にとって使いやすいか確認する
家族が製品を選んで親へプレゼントする場合、購入者にとってわかりやすい製品ではなく、実際に使う本人にとって扱いやすい製品かを確認することが重要です。
例えば、
・電源操作がわかりやすいか
・音量調整がしやすいか
・充電方法を覚えやすいか
・テレビリモコンとの使い分けが必要か
・使用するたびにスピーカーを移動する必要があるか
といった点を確認します。
多機能であることが、そのまますべての利用者にとって使いやすいとは限りません。
使用中のテレビと接続できるか確認する
購入前にはテレビの接続端子を確認してください。
製品によって、ステレオミニジャックや光デジタル端子など、利用する接続方法が異なります。
また、テレビ本体と外部スピーカーから同時に音声を出せるかどうかはテレビの設定や機種によって異なる場合があります。
ミライスピーカー公式サイトでも、テレビとスピーカーの両方から音を出す設定について、テレビによって設定できない場合や設定方法が異なる場合があると案内されています。
購入後に「自宅のテレビでは想定していた使い方ができなかった」とならないよう、型番を確認してから接続条件を調べるとよいでしょう。
7.利用シーン別に比較するとどう選べる?
親と家族が同じリビングでテレビを見る場合
家族が一緒にテレビを見ることが多い場合は、ミライスピーカー・ミニのようにテレビ周辺へ設置する製品が比較候補になります。
ミライスピーカー・ミニは、テレビの言葉の聞き取りやすさを追求した「曲面サウンド」を搭載しています。
視聴者の手元へスピーカーを持ってくることを基本としないため、家族が同じ空間でテレビを見る環境にも取り入れやすい方式です。
ただし、聞こえ方には個人差があります。
テレビから離れた場所で見ることが多い場合
テレビとソファの距離が離れていたり、キッチンなどからテレビを見たりする場合は、ワイヤレス手元スピーカーが候補になります。
SRS-LSR200は最大約13時間使用でき、キッチンでの使用も想定した防滴仕様です。
テレビリモコン機能も備えているため、スピーカーを手元に置いたままテレビを操作したい場合にも比較しやすい製品です。
操作や充電をなるべくシンプルにしたい場合
充電管理をできるだけ減らしたい場合は、有線で据え置いて使用するタイプが検討しやすくなります。
ミライスピーカー・ミニは、公式サイトでも「ケーブルをつなぐだけ」のシンプルな設置方法を特徴として紹介しています。
一方、持ち運べることを重視するなら、充電式の手元スピーカーが便利です。
使い方の簡単さと移動の自由度のどちらを重視するかで判断するとよいでしょう。
8.テレビ用スピーカー選びで注意したいポイント
聞こえ方には個人差がある
最も重要なのは、同じスピーカーを使用しても聞こえ方がすべての人で同じになるとは限らないことです。
加齢による聞こえ方の変化だけでなく、聞き取りにくい周波数などにも個人差があります。
そのため、「この製品を使えば誰でも聞こえる」といった考え方で選ぶことは適切ではありません。
各メーカーが案内する機能や仕様を確認したうえで検討しましょう。
テレビ用スピーカーと補聴器は用途が異なる
今回紹介しているテレビ用スピーカーは、テレビ音声を聞き取りやすくすることを目的とした音響機器です。
医療機器である補聴器とは目的や位置付けが異なります。
テレビだけではなく日常会話などでも聞こえにくさを感じている場合や、聞こえ方が急に変化した場合などは、スピーカーだけで対応するのではなく、耳鼻咽喉科などの専門機関への相談も検討してください。
「音量を下げられる」と断定しない
テレビ用スピーカーを導入した結果として、従来より低いテレビ音量で視聴できる人も考えられます。
しかし、必要な音量や聞こえ方には個人差があるため、「使用すれば必ずテレビ音量を下げられる」と断定することはできません。
家族間のテレビ音量差を理由に購入する場合も、実際の使用環境や本人の聞こえ方を踏まえて検討することが重要です。
生産完了製品はサポートや在庫も確認する
AT-SP767XTVは、記事作成時点でメーカー公式サイトに「生産完了」と表示されています。
販売店に在庫が残っていたり中古品が流通していたりする可能性はありますが、購入する場合は価格だけでなく、保証、付属品、修理対応なども確認してください。
これから新品を購入することを前提に比較する場合は、現在公式販売されている製品を中心に検討するとわかりやすいでしょう。
9.ミライスピーカーについてよくある質問
Q1.ミライスピーカーは高齢者専用ですか?
高齢者だけに限定された製品ではありません。
ミライスピーカー・ミニは、テレビの言葉の聞き取りやすさを追求したテレビ用スピーカーです。
年齢だけで選ぶのではなく、テレビのセリフやニュースなどの言葉が聞き取りにくいと感じる場合に検討できる製品です。
聞こえ方には個人差があります。
Q2.ミライスピーカー・ミニはいくらですか?
記事作成時点の公式販売価格は19,800円(税込)です。
公式オンラインストアでは送料無料で表示されています。
料金やキャンペーン、保証条件は変更される可能性があるため、購入時に公式サイトで確認してください。
Q3.ミライスピーカーは手元に置いて使うのですか?
ミライスピーカー・ミニは、基本的にテレビの横などへ設置して使用する製品です。
ソニー SRS-LSR200などのワイヤレス手元スピーカーとは使い方が異なります。
視聴者のすぐ近くから音を出したい場合は手元スピーカー、テレビ周辺へ設置した状態で使いたい場合はミライスピーカー・ミニというように、利用環境から比較するとよいでしょう。
Q4.ミライスピーカーを使えばテレビの音量を必ず下げられますか?
必要な音量や聞こえ方には個人差があるため、必ず下げられるとは断定できません。
ミライスピーカー・ミニは、特許技術「曲面サウンド」によってテレビの言葉の聞き取りやすさを追求した製品です。
購入時には、公式サイトに掲載されている製品説明や利用条件も確認してください。
Q5.テレビ本体とミライスピーカーの両方から音を出せますか?
公式サイトでは、基本的にはテレビ側の設定によって両方から音を出すことが可能と案内されています。
ただし、テレビによっては設定できない場合や設定方法が異なる場合があります。
また、必要に応じてオプション品を利用する方法も公式サイトで案内されています。
使用中のテレビのメーカーと型番を確認したうえで、対応方法を調べると安心です。
Q6.ミライスピーカーと手元スピーカーは何が違いますか?
主な違いは、音をどこから届けるかです。
ミライスピーカー・ミニはテレビ周辺に設置して使用します。
手元スピーカーは、テレビから送られた音声を視聴者の近くに置いたスピーカーから再生します。
テレビから離れた場所へスピーカーを持っていきたい場合は手元スピーカー、テレビ周辺に設置した状態で家族と視聴したい場合はミライスピーカー・ミニというように、利用方法から比較できます。
Q7.ソニー SRS-LSR200はいくらですか?
記事作成時点では、ソニーストアで25,300円(税込)です。
メーカー保証内容3年付きと案内されています。
My Sony登録特典の優待クーポンや提携カード決済による特典などが表示される場合もありますが、適用条件は購入時に確認してください。
Q8.AT-SP767XTVは現在も購入できますか?
メーカーであるオーディオテクニカの公式サイトでは、記事作成時点で「生産完了」と表示されています。
販売店の流通在庫や中古品などが存在する可能性はありますが、メーカー公式サイトで現行販売されている製品ではありません。
購入を検討する場合は、販売価格だけでなく保証や付属品の有無なども確認してください。
Q9.親へのプレゼントとして選ぶときは何を確認すればよいですか?
実際に使用する本人が操作しやすいかを確認することが大切です。
特に、
・テレビとの接続方法
・音量調整の方法
・充電の必要性
・スピーカーを移動させる必要があるか
・テレビリモコンとの使い分け
・設置スペース
などを確認しましょう。
離れて暮らしている親へ贈る場合は、購入後に家族が設置を手伝えるかどうかまで考えて選ぶとスムーズです。
10.まとめ|ミライスピーカーと手元スピーカーは使い方の違いを比較しよう
テレビの音が聞き取りにくいと感じる場合に検討できるテレビ用スピーカーには、さまざまなタイプがあります。
今回比較した3製品も、目指している使い方は同じではありません。
ミライスピーカー・ミニは、テレビの近くに設置し、特許技術「曲面サウンド」によってテレビの言葉の聞き取りやすさを追求した製品です。
公式販売価格は19,800円(税込)で、基本的にテレビ周辺へ設置したまま使用します。
そのため、親だけの手元へスピーカーを置くのではなく、家族が一緒にテレビを見る空間で使用する製品を探している場合にも比較候補になります。
一方、ソニー SRS-LSR200は、テレビ音声をワイヤレスで手元へ届ける製品です。
最大約13時間のバッテリー、テレビリモコン機能、防滴機能などを搭載しており、テレビから離れた場所へスピーカーを移動させたい場合に検討できます。
オーディオテクニカ AT-SP767XTVも手元で利用するワイヤレス方式で、2段階の「はっきり音」機能などを搭載しています。ただし、記事作成時点ではメーカー公式サイトで生産完了となっています。
テレビ用スピーカーを比較するときは、価格だけではなく、
・テレビの横と手元のどちらに置きたいか
・家族と一緒に視聴することが多いか
・スピーカーを持ち運びたいか
・充電式でも問題ないか
・テレビリモコン機能が必要か
・使用中のテレビと接続できるか
といった点を確認することが大切です。
特に、親のテレビ音量が気になったことをきっかけに製品を探している場合は、家族側の使いやすさだけで決めず、実際にテレビを見る本人が無理なく操作できるかも確認しておきましょう。
ミライスピーカー・ミニは、テレビ横に設置して使用できることや、言葉の聞き取りやすさを重視した独自の「曲面サウンド」が特徴です。
手元スピーカーとは異なる方法でテレビ視聴環境を整えたい場合は、公式サイトで詳しい仕組みや接続方法、現在の購入条件を確認してみてください。
※聞こえ方や必要な音量には個人差があります。テレビ用スピーカーは医療機器である補聴器とは用途が異なります。日常生活で聞こえに不便を感じる場合などは、必要に応じて専門機関への相談も検討してください。
※料金・仕様・キャンペーン・保証・販売状況は2026年9月24日の記事作成時点で確認した情報です。購入時には各メーカー公式サイトで最新情報をご確認ください。